01bamboobooksについて

節が、言葉を強くする。

竹は、節があるから折れません。まっすぐ伸びるだけの茎なら、風で倒れてしまう。節目がひとつずつ入ることで、あの細さのまま、あれほど高くまで伸びていけます。

言葉も、同じだと考えています。

日記のひとことは、日々に刻まれる小さな節です。その日のうちは、ただの記録かもしれない。けれど節は消えずに残り、何年か経って読み返したとき、それが自分を支えていたことに気づきます。

編集の手が入ることも、言葉にとっての節です。問われ、削られ、並べ替えられて、文章は、書き手ひとりでは届かなかった高さまで伸びていきます。

そして、節を重ねた言葉は、いつか、書いた人のもとを離れていくことがあります。本というかたちになって、まだ見ぬ誰かのところへ。その日のための仕事も、わたしたちは少しずつ始めています。

bamboobooksという名前は、竹のように、節を重ねて育つ会社でありたい、という願いからつけました。

書く人のそばで、節をひとつずつ。わたしたちはこれからも、言葉と、育っていきます。